2014/09/18

消費者被害解決事例報告 10

 そして、47ページにいきまして、とりあえず受任しまして、3年前に組んだクレジットはまだ残っていたので、それを何とかしなきゃいけないということで、じゃあ販売店への解除と、信販会社への抗弁の接続をやりましょうと。で、まあクレディセゾンというのはそれとは全然別です。キャッシングの利用があったんですけれども、それも整理したほうがいいという話をしたんですが、とりあえずそれは、とりあえずそのまま。とりあえずやることとしては内容証明を出しましょうということで、販売店と信販会社それぞれに内容証明を出しますということで、着手金として31500円をいただいて、実費は後日清算しましょうと、これはどうでもいい話しですね。
 で、48ページ。販売店のジョイ興産というところですけれども、ここに通知をしまして、ここでは第一として詐欺の取り消し。詐欺取消し。また読んでくださいね。
 第二、錯誤無効も言っている。
 第三、強迫による取り消しということも言って、
 第四、消費者契約法による取り消しも言って、
 第五、特定商取引法による取り消しも言っています。
 で、第六で、支払い済み代金の返還請求をしています。
 で、52ページで、GEコンシューマーファイナンスというところが、信販会社じゃないんだけれども、絡んでいて、GEからのローンという形で、三者契約になってたんで、GEに対しても通知をしたと。ほとんど同じ通知、前半がちょっと違いますけどね。52ページに書いてあることは、「加盟店たるジョイ興産に以下のとおり通知した」ということと、「なお、立替払い契約自体も取り消し、ないし無効です」ということも言っているのが違うところですね。で、53ページの第一以下は全くジョイ興産に出したものと同文です。同じ文章。これまた後でお読みください。
 それで問題としては、これ最後になりますけれども、今の最後の事例は、内容証明を出したところ、ジョイ興産に対する内容証明は、「宛所に訪ねあたらず」といって戻ってきちゃいました。GEには届いています。で、さてこれからどうしようかと。これまだ最近の事例なんで、ここで止まっちゃってまして。
 で、気を付けていただきたいのは、消費者契約法の取り消しが6ヶ月以内というのがあるんですが、これはすでに契約から3年以上経っちゃってるんですけども、民法の詐欺取消し、これは5年ですよね、確か。5年以内にしなきゃいけないっていうのがあるんで、このケースではまだ5年経ってないけど4年ぐらい経ってますかね。っていうのもあるし、今後、仮にですね、ジョイ興産に対して何か法的な手続きをとっていくのであれば、公示送達とか何かいろいろやらなきゃいけないんでしょうけれども、既払い金が70何万あるんで、もしやるんであればそういうこともあると。そうであれば民法の時効の5年というのにもちょっと気を配る必要があるというようなことがあります。で、ちょっとこれは途中ですけどね、そういうことでやっているっていう報告です。
 以上ですが、まあ、ちょっと時間がなかったので、またじっくりちょっと見ていただいてですね、何かわからないようなこととか、「これ違うんじゃないの」、というようなことがありましたら、また教えていただけると有難いです。一応こんなところになります。以上です。
(了)

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消費者被害解決事例報告 9

 それから、最後の事例5。これは20代女性の、いわゆるアポイントメントセールスというのかな、恋人商法というのか、そんなようなものです。それを起因としていろんな被害に遭っちゃってたんですけれども、これも法律相談援助を使ったんですね。43、44ページにあるように、使ったと。
 で、これはまあ、どういう事例だったかっていうと、45ページをちょっと見てください。きっかけは7年ほど前、この人が20歳ぐらいのときの話しで、この人は女の人ですけども、若い男の人から自宅に電話がきて、世間話しの後に、会ってみないかというようなことを言われて、下諏訪のガストで会ったと。で、旅行の話しだとか、レジャークラブの話しみたいなのをして、そこには男の人が二人で来ていたと。で、最終的にプレジデントクラブというような会員になる契約を結んだということのようです。で、その際に教材やビデオの購入のクレジット契約も交わしたのかもしれませんけど、はっきりしません。で、これはもう済んでるわけです、支払いが。完全に済んでいて。
 それから、今から3年ほど前に、自宅に今度は封書が送られてきて、何度もきたらしいんですが、「至急電話ください」みたいなことが書いてあって、電話をしたら、「以前のレジャークラブの、まだ会員になっていて、このまま続けるか、脱会するか決めてください」みたいな話しになって、「脱会したい」と言ったところ、「じゃあ長野市に今度行くので、手続きにきてください」と言われて、長野市内のメトロポリタンホテルというところへ行って、ロビーで落ち合って、部屋に連れて行かれたようです。で、部屋の中で「脱会したい」と言って、「脱会にはお金がかかるよ」とか、いろんな話しになって、「物を買ったことにして、その代金で脱会の費用を払ってください」というような話しになって、「そんなの払えません」と、やりとりがあったんですけれども、「じゃあどうするの、このまま続けていくの」みたいな形で、だんだん恐ろしくなっていったと。で、部屋の中に男性と二人きりというような状況もあって、最後には、時間が遅かったということもあるし、帰りたい一心で、サインをして、帰ってきたと。で、それが100万円くらいのクレジット契約だったらしいんですけど、送られてきたアクセサリーっていうのは、こんなようなオモチャみたいなもので、私も見ましたけれども、価値の無いものです。っていう、そういう被害だったんですよ。で、クレジットの支払いがまだ途中なんですね。まだだいぶ残っているという状況で。
 さらに、46ページで、また被害に遭っていて、18年の4月、クレジットの支払いを続けていたところ、実家にリゾートサービスというところから電話があって、「プレジデントクラブに入っているようですが、いろいろトラブルが出てきたんで、脱会するのか、続けるのか、どうしますか」と聴かれて、「すでに脱会はしたはずですけども」と答えた。先ほどのケースでね。「でもそういう最近トラブルが多いんで、ちゃんと脱会の手続きをしてください」とまた言われたと。で、「三年前の、そのじゃあ脱会したのなら、その書類を全部持ってきなさい」と、言われてまた同じ長野のメトロポリタンホテルというところへ行ったと。で、今度は部屋までは行かなかったですけれども、ロビーで話しをして、プレジデントクラブと書かれた書類を見せられて、「脱会にはこれこれこういうことが必要です」とかっていうまた話しをされて、「50万かかりますよ」と言われて、まあ結果的に50万が無理で、30万円を現金書留で払っちゃってるんですよまた。ということですね。という状況で相談に来たんです。
(つづく)

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消費者被害解決事例報告 8

 で、次のページで、32ページです。その中の、まあ一つだけ取り出してきたんですけれども、これはまあ、ほとんど3つとも同じような通知をしました。販売店のユースっていうところに出した通知ですけれども、一つはクーリングオフ。16年の3月に契約してるんで、もう2年ぐらい経っちゃってるんですけれども、これも、商品名の記載が不十分。「商品名 ウールケット」って書いてあるだけで、それ以外の記載がないので、クーリングオフをしています。それが一つ。
 それからもう一つは33ページで、「第2 消費者契約法による取消し」っていうのも言っています。で、これ2年以上経っちゃってるんでどうかっていうのもありますけれども、ここでは、いわゆる不退去ですね。帰ってくれって言ったのに帰らなくて困惑して契約したっていうのが消費者契約法4条3項にあります。で、こういう主張も一応もしています。
 まあ、これは不退去の場合の、「追認をすることができるとき」がいつかって問題はありますけれども、一応まあ争われればまた考えるってことで、一応主張することはしてます。
 34ページで、同じく信販会社の学研クレジットにも抗弁権の接続を言って、さらに35ページで、さっきと同じですけど、「立替払い契約自体も取り消します」っていうことも言っています、第3のところで。さっきとまるっきり同じです。で、支払い停止しますと。
 で、まあ、既払い金の問題もあるんですけれども、37ページで、販売店の中のアンビシャスというところとその後話がついて、というかこれは私が提案したのかな。その前に信販会社といろいろ話しをして、これはひどいですね、ひどいねみたいな。で、これはもう、少なくともこれから先の支払いはもうしないよと。で、既払い金をどうするという話しになって、まあいろいろ話したけれども、いろいろ考えて既払い金は放棄しました。既払い金6万ぐらいだったんだけど、まあ回収する手間とかいろいろ考えて、既払い金は放棄して、38ページのような和解を取り交わしたということですね。合意解約ということと、既払い金は放棄ということと、商品は現状のまま返還というような、まあどうってことのない和解です。
 で、40ページにあるのが、これはもう1社、別のところで、信販会社は同じく学研クレジット、販売店は藤沢寝具商会。これも同じように合意解約で収めました。既払い金が13万ぐらいあったんですけれども、既払い金は一応放棄して、債権債務なしで終わったと。
 で、もう一つ残ってるんですね、実は。3つあったうちの2つがこういう形になったんですけれども、もう一つはまだ平行線です。という状況。で、この方は法律扶助は使わずに、アコムの過払い金が多かったんで、アコムから過払い金を回収した中で、いろいろ報酬だとか費用の清算はしています。
(つづく)

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消費者被害解決事例報告 7

 で、それがきっかけとしてあって、16年の3月。だいぶ年月が経ってますけれども、突然自宅に一人の人が訪ねてきて、鈴木○○っていう名刺を出して、「前に買った布団の保証書を見せていただきたい」っていうようなことを言ったそうです。で、「そんなものは無い」と言ったところ、保証書を作るからと言われて、さらに上にかける毛布(ウールケットのことか?とありますけれども)が前の商品に入っていなかったので、買うように勧められたと。で、「要らない」と言い、さらに「前のやつも要らないので持っていってくれ」とも言ったんですけれども、靴を脱いで勝手に家の中に上がってきたと。この人一人暮らしのお年寄りで、私、その家にも行きましたけれども、非常に古い家で、路地を入り込んだ寂しいところにある家で、心細かったろうなあというような想像ができるんですけれども、勝手に家の中に上がってきて、二時間ぐらい居座られて、契約書を書かないと帰ってくれない状況で仕方なくサインしたと。商品は全然必要ないもので、品物は後で送られてきたけど一回も使ってないと。クレジットの支払いは18年3月分まで済んでいて、残りが6万円ぐらいの状況ですね。学研クレジット。というような感じ。
 で、さらに16年の12月にまた突然訪問販売員がやってきて、渡辺○○という名刺を出して、「前に買った布団に関連する、汗取りパットというのを買ってくれ」と言われて、また勝手に家の中に上がってきたと。で、「要らない、帰ってくれ」と何度も言ったけれども帰ってくれなかった。一時間ぐらい居座られて仕方なくサインした。というようなこと。これはライフ。残り7万2000円。
 それから16年の12月27日。これはもうわずか10日後。突然一人の男性が来て、横山○○とかっていう名刺を出して、まあ同じようなことですね。「帰ってくれ」と言って。で、ここでは「消費生活センターに言うよ」というようなことを言ったところ、その人がなんか会社の上司みたいな所へ携帯で電話してて、「本人が消費生活センターに言うよというようなことを言ってますけどどうしましょうか」みたいなやり取りをしていたそうです。で、電話をきった後、「どうしますか、これで終わりにしますが」とまたしつこく言われて、最後には仕方なくサインをして、というようなことです。で、このとき送られてきた商品も一回も使ってない。代金は18年3月まで払ってあって、残りが32万ぐらい残っているのがクオーク。っていうことですね。だから、まあ似たような状況で、3つぐらい組まされているという状況で相談に来たわけです。
(つづく)

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消費者被害解決事例報告 6

 で、25ページで、同じく学研クレジット、つまり信販会社に対しても、抗弁権の接続の主張をしています。さらにですね、学研クレジットへの通知の中では、ちょっと重要というか、あえて触れておくのは、28ページの、ほとんど同じ内容なんですけども、違うところは28ページの第5というところです。立替払い契約の取消しも言っています。要するに、販売店には売買契約の問題だけを言ってるわけですけれども、学研クレジットに対しては立替払い契約自体も取り消すという主張も一応してるんですね。読んでみますと、「一方、上記売買契約に伴い、依頼人と貴社との間で締結された立替払い契約は、貴社から同契約の締結について媒介をすることの委託を受けた第三者たる販売店の担当者が(中略)行為をしたことによって、依頼人が誤認をして締結したものです。」これは、消費者契約法の5条1項にそういう規定があります。「したがって、立替払い契約自体も取り消します。」というふうに言っています。
 で、第6、支払いの停止。「以上によって、支払いを停止します。」ということですね。で、これは、既払い金は無いので、これで解決。一応合意解約になりました。合意解約で終わりと。だからこんなに一生懸命言わなくてもよかったんですけれども、一応そういうことです。
 それから、事例の4。これは高齢者の問題で、きっかけはSF商法みたいなやつです。よく、そこらの街で、お年寄りを集めてやってますよね。それがきっかけでした。で、それがきっかけで訪問販売の人が来るようになって、クレジットを立て続けに3件ぐらい組まされちゃってたっていう事例でした。
 で、29ページですね。これはあの、法律相談援助申込書なんていうのが付いてますが、とりあえず、資力がそんなに無い人でしたので、法律相談援助を使って、無料法律相談にして、いったわけです。で、30ページを見ていただきますと、どういう相談の内容かっていうと、まあそこにありますように、アコムの借入れっていうのもあったんですけれども、「一方、平成15年頃、SF商法にひっかかって布団を購入させられたのがきっかけで、たびたび自宅に布団の訪問販売業者が訪れるようになって、3回ぐらいクレジットで布団を購入させられてしまっている」というような相談ですね。
 次のページを見てください。31ページで。ちょっと汚い字ですいませんが、これ、自分でもちょっと読めないところがあるんですけれども、まあこういう相談なんですね。ちょっと読んでみます。前提問題としてのSF商法。どういうことがあったかっていうと、「平成15年頃、道を歩いていたら、30代くらいの男性から呼び止められました。『ここで健康に関することをやってるんで、どうですか』と言われて、建物の中に入っていった。」話だけ聴くつもりで行ったわけです。「そこでは、こういう病気にはこれが効くというような話しをしていた」そうです。「他にも30人ぐらいの人が話を聴いていた。で、ソーメンやらラーメンや油が無料で配られていた。そのうちに枕を買った人には違う品物、米などをあげるというような話しにだんだんなっていった」と。「2時間ぐらいたって、最後に布団の購入を勧められた。」で、「買った人には石鹸やかごや包丁などをくれる」というようなことだった。で、「買うつもりなどなかった」んですが、「途中で出て行こうとした人が、『駄目ですよ』と言われて出られなかったりしたのを目撃していて、自分も契約しなければ出してもらえないと思って、仕方なくクレジット契約にサインをした」っていうようなことでした。
 で、「このとき買った布団はその場にいた社員みたいな人が家まで車で運んでくれた」と。で、「その布団は一回も使っていない」新品のままで自宅に置いてありました。「クレジットの支払いは、16年1月頃にはもう終わってしまった」っていうことですね。これはもう支払い終わっちゃってあったんです。
(つづく)

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2014/09/17

消費者被害解決事例報告 5

 それから、事例の3ですが、これは資料でいうと22から28まで。これはちょっと時間がなくて、事件の記録を探し出すことができなくて、私が出した内容証明しか引っ張り出せなかったんで、それを付けてきたんですけれども。事例の3は、これはどういう事例かっていうと、30代の女性で、やっぱり布団の訪問販売だったんですね。で、この人はちょっと、あまりにも人が良いっていうか、そういうところもあるのか、どうもその、言われるままに契約をしちゃってるっていう、そういう人でした。で、いろんないきさつがあったんですが、ちょっとこの件だけ見ていただくと、22ページですが。福助商事っていうところが販売店なんですけれども、まあ、布団のクレジットを組んじゃっていて、これはどういう状況だったかっていうと、それ以前にも買った布団があって、で、また新しいのを売りに来て、で、クリーニングということで、持ってったらしいんですよ、家にある布団を。で、それが雨に濡れてしまったんで、弁償しますと。で、新しいクレジットを組んでくれればそれで弁償に当てるんで、で、そのクレジットの代金はもう発生しません、みたいなそういう説明。で、新たなクレジットを組まされて、90万ぐらいだったかな。90万ぐらいのクレジットを組まされたばっかりのときに相談に来まして、まだ一回も払ってないという状況でしたね。
 で、まずはクーリングオフ。ただ、17年の7月が一応契約日だったんで、それからするともう半年くらい経っちゃってます。けども、クーリングオフ。で、これは要するに契約書面を見ると、23ページの上のほうにあるように、「商品の型式」や、または「種類」の記載を欠いてるんじゃないかと。単に「羽毛掛け」とか、「センターラグ」とか、「ファートン」っていう記載があるだけで、そういった記載が無いんじゃないかということで、クーリングオフを一応しています。
 それからこれは、いろいろ言ってるんですけれども、第2、詐欺による取り消し。民法96条の詐欺です。23ページの3段落目ぐらいですかね、「けだし…」というところを見ると、「上記契約は、貴社の担当者らが依頼人の布団をクリーニング中に雨に濡らして使用不能にしてしまったことの弁償としてされたものであり、貴社の担当者らの『料金は全額こちらで持ちます』との虚偽の説明によって、依頼人が錯誤に陥った結果締結されたものです。だから詐欺によって取り消します。」という主張が一つ。
 もう一つは第3で、消費者契約法による取り消しもしています。これは、消費者契約法の4条1項の不実告知を一つ言っています。重要事項について事実と異なることを告げた。重要事項っていうのは、この場合は「対価」とか、そんなふうになるのかな。契約の目的たるものの対価とか支払い条件とか、そんなようなのが重要事項にあったと思いますけれども、それについて不実のことを告げてるというのが一つと、さらに、23ページの一番下のところで、「上記契約は、重要事項について消費者の利益となる旨を告げ、かつ、当該重要事項について消費者の不利益となる事実を故意に告げなかった」いわゆる不利益事実の不告知ということも言っています。まあ同じようなことですね。「代金はうちが持ちますよ」という有利なことを言っておきながら、実は代金を払わなきゃいけないという不利益な事実を告げなかったと、そういうことを言ってるわけですけれども、4条の2項。ということを言っています。
 それから第4、特定商取引法による取り消し。これは新しく特商法の改正で、取消し規定ができたんですけれども、その取り消しも言っています。「加えて、上記契約は、貴社の担当者らの、契約の締結を必要とする事情に関する事項につき不実のことを告げる行為によって、依頼人が誤認して締結されたものですから、特定商取引法9条の2」条文のある方は見ていただきたいんですが、9条の2で、要するに、契約の締結を必要とする事情に関する事項につき不実のことを告げた場合は取り消すことができるっていう規定が新設されたんですが、それも言っています。「さらに、上記契約は、貴社の担当者らの商品の販売価格ないし代金の支払いの時期及び方法について、故意に事実を告げない行為にも該当」しているから、同じく9条の2の第2号にも該当するんですと。条文は後で確認していただけばいいと思いますが。一応言えることは全部言おうということで、羅列したんですね。
 ただ、注意していただきたいのは、取り消しがいつまでもできるわけじゃなくて、消費者契約法の場合は、追認できるときから6ヶ月以内にしなきゃいけない。特商法の取り消しも同じです。そうするとこのケースは、契約の日からするともう6ヶ月経っちゃってるので、その点どうかってのはありますけれども、ただ、この場合に追認できるときがいつかって考えると、必ずしも契約締結日ではなくて、誤認に気が付いた日ですよね。誤認してることに気が付かなきゃ追認なんかあり得ないわけですから。そうすると6ヶ月まだ経っていないという考え方もできるので、一応こういう主張をしています。
(つづく)

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消費者被害解決事例報告 4

 それから、事例2です。事例2は資料の10から21になりますが、これはその、認知症のお年寄りがいわゆる布団の訪問販売にやられていたと。グレイスフルっていう下諏訪の施設があるんですけれども、そこから電話が来まして、グレイスフルへ行って、話を聴いて、じゃあやりましょうという話しになったんですね。これはまあ、布団の訪問販売一件だけでした。で、その、通帳を事実上管理していたケースワーカーさんが、通帳を見たら、なんかわけのわからないアプラスからの引き落としがされていることがわかったんで、本人に聞いてみたら、どうもその、布団か何かを買ったらしいと。でも内容がよくわからなかったんですね。で、一応その、お話しを聞きまして、じゃあとりあえずということで、布団のアプラスのクレジットのほうは、これはとても有効な契約じゃないんで、解約に向けた交渉をしましょうということと、できれば今後の心配もあるので、成年後見制度の利用なんかも含めて、ちょっと考えていきましょうというふうにしました。
 で、まあこれはですね、要するに、そもそも、そういう交渉を依頼できる能力がその人にあったかどうかという問題が確かにあります。で、ただ、私はそのときの判断で、本人とも面談して、難しいことはわからないけれども、「布団をあなた買ってるようだけれども、これは買いたくて買ったんじゃないわねえ。」みたいなこと。で、「解約の交渉を司法書士の小口に依頼してもいいかねえ。」ということを、ケースワーカーさんと3人で話している中で、まあそれなりの感触を得たのでやっていったということです。
 で、10ページを見てください。まずやったことは、アプラスに対してこういう通知を出しました。10、11、12と3枚にわたる通知ですけども。これはよくわからないんで、まあ、調査の上回答くださいという内容になってるんですね。これはまた後でお読みいただけばいいと思いますが。本人にどういう確認をしたのかと。電話確認ですね。それから加盟店たる販売店に対する、どういった管理をしていたのかと、いうようなことに、回答せよというような内容で出したんですね。で、12ページを見ていただきますと、通知の理由として、まあいろいろありますけれども、結局その、お医者さんの、主治医の意見書だとか、その主治医の意見書を見ると、「脳血管性痴呆」という言葉と、「失見当識」ですか。ちょっとわからないですけどそういう言葉があったんで、インターネットで調べてみたら、こういう症状です、というのがあったんで、プリントアウトして、そういうのも添付書類として付けたりして、こういう通知をアプラスにしました。
 そうしたところが、13ページにありますように、アプラスから通知、回答がありまして、以下のとおり回答しますと。で、まあこれは簡単に言いますと、「問題なくちゃんと確認もしてますし、適切な契約なんです」という回答です。で、契約書が無かったんで、契約書の写しも送れと言ってあったんで、契約書も送りますということで、同封されてきました。
 で、それを見て、実際にやったことは、14ページにありますが、内容証明を出したんですけども、販売店に対して。一つは契約の不成立なんだということです。要するに意思の合致は無かったんだ、ということが一つ。それから15ページの第2というところで、もう一つはクーリングオフ。仮に、契約は一応成立していたと解しても、書面を受け取っていない。書面の交付が無いのでクーリングオフの期間はまだ進行を始めてないんだからクーリングオフします。そんなこと書かなくてもいいんですけどね、ただ「クーリングオフします」でいいんですけれど。ということと、もう一つは第3、支払い済み代金の返還請求。以上のしだいですので、依頼人がすでにアプラスに払った代金を返還せよと。通帳から拾い出した金額が40何万だったんで、一応そういう請求をしたんですね。
 で、17ページで、同じくアプラスに対して、これはいわゆる抗弁権の接続の対抗かな。割賦販売法の30条の4に基づき、信販会社にも通知しなきゃいけないんで、したと。ほとんど同じ内容です。
 で、それをやったところ、20ページを見てください。通知を出した後、電話でいろいろやったんですけれども、アプラスと。で、結果的にこれはもう、合意解約になりました。まだ半分以上クレジットの支払いが残ってたんですけれども、合意解約。で、既払い金はまあ、放棄しました。既払い金も本当は返還請求して、取り戻したいんですけれども、そこまではちょっと私の能力と、いろんな事情の中で、しなかったと。だからこの辺がまだ不十分というところなんですね。本当は既払い金の返還をきちんとしなきゃいけない。でも、既払い金を放棄してゼロで収めてしまったわけです。
 で、布団の件はそういうことで、中途半端でしたけどもゼロ和解で収めまして、現在どうなってるかっていうと、私が一応後見人の候補者になりまして、後見開始の申立てを諏訪の家裁にしている状況、段階で、もうそろそろ、この間裁判所に調査官との面談に行ってきたので、これからお医者さんの鑑定があって、それから開始決定っていう運びになるかなと。で、私はこれ、後見の開始申立てをしてるんですけれども、まあ、場合によると保佐とか、そういう形になる可能性もあるかなと思ってるんですけれども。そんな状況にあるのが事例2です。
(つづく)

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消費者被害解決事例報告 3

 それから、6ページを見てください。資料の6ページで、これは、さっき言ったアセント。1から7まであったうちの、3番というところでしたけれども、アセントというところに出したもの。2番から7番まで、みんなほとんど同じ通知を出しています。簡単に言えばクーリングオフなんですけれども。アセントに対してこういう形で、「債権調査回答書によれば…」ってありますけれども、この人は他にサラ金の借金とかもあったんで、普通の債務整理開始通知を出して、この業者もわけがわからなかったんで、とりあえず、受任通知みたいなのを出したんです。そしたらそのアセントっていうところから回答が来て、そこには、「○年○月○日契約 金額○円」っていうことしか書いてなかったんで、「16年7月26日に貴社との間で何かの契約を締結したようですが(内容不明)、本通知をもって当該契約を解除します」これが、まあ、私はクーリングオフのつもりで出してるんです。書面がないのでね。本人は受け取ってないので。で、「支払い済みの代金がある場合は振り込んで返金してください。」で、私の口座を書いて、というふうにやったんですね。そしたらここは、5万円振り込んであったんですけれども、5万円返してきました。返ってくるとは思ってなかったんですけれども、返ってきたのでよかったということです。まあ一応こんな感じ。この事例はそんな程度なんです。電話勧誘の資格講座。
 ダンボール箱で、そういうまあ教材みたいなのがいくつも送られてきてありました。で、それを全部事務所に持ってきてもらって、着払いで向こうへ送り返したっていうこともしました。ただ、クーリングオフの通知を出したら、やっぱりその、反応はありまして、「なんだこれは!」みたいな電話がきたけれども、「クーリングオフです。」と。で、「ふざけるな!」みたいなやりとりがあったんですけれども、「まあ一応そういうことですから、あしからず。」って形で、あとは放っといて、で、もうそれで解決と、そういうことなんです。
 で、ちょっと今の事例のまとめみたいな形になるんですけれども、7ページを見てください。これは実は法律扶助を使ったんですね。法律扶助の代理援助。いちおう債務整理事件ということで、代理援助を使いまして、債権者の数が、サラ金や信販会社がだいたい5~6社あったのかな、で、このわけのわからない電話勧誘業者が6社くらいあったんで、全部で12~13社。そうすると代理援助で債務整理をやった場合に着手金が16万ちょっとぐらいですかね、だからまあそれをいただいて仕事をしていったわけです。そして最後、結果報告書というのを法律扶助協会に出さなければいけないんですけれども、ちょっとこれは非常に特殊な形で、こんな形で扶助協会には報告したということなんですけれども。ちょっと紹介しておきますと。
 まず、16年の10月に、さっき言いました、エイチティーコアシステム以下6社の電話勧誘業者に対して、内容証明郵便でクーリングオフの通知をしました。その後、商品を相手方に返送して、アセントからは支払い済みの代金5万円の返金を受けました。というのが一つ。これはただ、私がやった仕事を報告してるわけです。
 で、16年の10月18日に、これはサラ金ですね、ティーシーエムとの間で和解が成立して過払金32万7250円の返金を受けました。
 それから17年2月1日にジャックスと和解が成立。これは残が残ってたわけです。初回32万1260円支払い。これはそのティーシーエムから取り戻した金で払ったんです。で、残りがまだあって、それは毎月1万円ずつ払うという形にしまして、これはもうすでに18年2月に終わりました、ということです。
 それから17年5月31日にアイクカードサービスと和解成立。で、80万円の返金を受けました。これも過払い。
 17年6月17日にアコムと和解が成立。140万円の返金を受けました。これも過払い。
 17年10月31日にプロミスに対して不当利得返還請求訴訟を提起しました。佐久簡易裁判所。で、17年の12月13日にプロミスと和解が成立して訴えを取り下げました。で、88万円の返金を受けました。
 以上をもって債務整理事件を終了しました。こんな報告をしてるんです。
 で、過払金の合計が313万2371円を、内訳はそのかっこの中ですが、当職が保管しています。で、かっこの中ですが、「なお、電話勧誘業者からは、当方からのクーリングオフに対して反論等されていないが、万一訴訟等が起こされた場合にはすぐに知らせるよう本人に伝えてあります」ということなんですよ。要するに、一つ一つの業者と正式に和解とか結んでるわけじゃないんですけれども、一応こっちからはクーリングオフを伝えて、本人に請求とかも、もう来ていない、という状況の中で、万が一相手方から訴訟が起こされれば対応しますと。そうしないとケリが付かないもので。扶助協会に対してね。ケリが付かないので、一応こういうふうに報告したんです。
 で、さらにちょっと「今後の方針」という一番下のところを見てください。債権者のうち、武富士がまだあったんですけれども、「武富士だけは過払金が140万円を超えていることがわかったので、今後本人訴訟で回収をはかっていく予定です」と。で、かっこの中で、「扶助は利用しない」と。ここがちょっと悩んだんですよね。要はもうこれだけ過払金を回収してるんで、もう扶助を使う必要が無いわけですよ。で、だからここはまあ扶助を使わないで、本人訴訟は普通にやって、自分の事務所の報酬としていただくっていうふうにしよう、というふうに、いろいろ考えた末、そういうふうに決めて、扶助協会に伝えました。で、それについて、別に扶助協会からは何も言われることなく、9ページかな、今の報告を受けて、扶助協会から、こういう通知がありまして、このような決定になりましたと。内訳、過払金345万3000円のうち、当協会立替残金8000円。もうこの時点で2年以上経過してたんで、本人が扶助協会へ償還していった残りがもう8000円だけになってました。要するに過払金から8000円は扶助協会へ送金してくださいと。それから、報酬金として54万4000円とあるのが、私の報酬になりました。扶助協会の代理援助の報酬金というのは、任意整理の場合は、過払金の15%をめどに決定できるというふうになってるので、要するに340万なにがしのだいたい15%、これ、消費税も入れてっていうことだと思うんですけれども、54万4000円を報酬としていただいたということです。そんなような流れ。これはちょっと特殊なケースだと思うんですけれども、扶助を使ってやっていく場合に、まあこんな形もあるかな、ということなんです。
(つづく)

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消費者被害解決事例報告 2

 ちょっとよくわからないと思うんですけれども、いいです、私もよくわからなかったので。で、次のページを見てください。これはですね、さっき1から7まで書き出したものの、それ以外のものです。それ以外に、何もしてないところですね。何も契約も何もしてないのに、このゼニスっていうところから、16年の6月中旬に電話があって、過去のやっぱり通信教育の分が残ってるので、どうするんですか、継続するのかしないのかと聞かれまして、しないと答えた。それならば完全に終わりにするための事務処理が必要になるからといわれて何か書類が送られてきた。教材かな。で、内容が新たな申込みになっていたので、そのままにしておいた。ところが、16年の8月に電話があって、前回のときとは違う担当者の原田っていう人から電話があって、おんなじような説明があって、また書類が送られてきた。で、そのままにしておいた。その間、何度も会社に電話がかかってきて、何もしてないのに、勝手にいろいろ送られてきて、何度も会社に電話があって、脅しのような口調で、会社の交換の女の子も泣いてしまうような、そういうひどい電話がきて、会社の上司にも暴言を吐かれたり、そんなようなことがあったということです。で、本人は電話口に出ていない。とあるホテルに、リゾートホテルに勤務している方で、本人は電話口に出ていないということだったんですけれども。で、会社にそういう電話がヤミ金みたいな感じで来てて、社長の指示で誓約書を書かされていたんです。誓約書というのは、「今度こういう電話がきたら退職します」、というようなそういう誓約書を書かされてもいたと。但し、総務の次長、上司である総務の次長という人はわりと理解してくれていて、消費生活センターに相談するよう勧めてくれたと、そんな状況だったんですね。まあ、そういうわけがわからない状態で相談に来たわけです。
 そして、次の4ページを見てください。要するに、電話勧誘で、よくわけのわからない資格講座の契約みたいなものを形式的にはいっぱい書いて返送しちゃってると、そういう状態なんです。
 で、まず、やったことは、今いったゼニス。何もしてないのに嫌がらせの電話がきてるっていうところ。ここに対してまず、ここが一番差し迫った問題だったので、まず内容証明で、4ページのような通知書を出しました。で、これは、「契約なんか何もしてないんだから、もう電話も寄こすな」、という内容です。で、見ていただきたいのは、真ん中辺の、特定商取引法21条2項に違反するっていうところなんです。で、これ間違ってて、2項じゃなくて3項でした。六法を持ってる方は見てほしいんですけど、特定商取引法の21条3項。ちょっと読んでみますと、「販売業者は、電話勧誘販売にかかる売買契約を締結させるため、人を威迫して困惑させてはならない」という規定なんです。これに反していると。さっきの女の子が泣いちゃうとか、上司に暴言吐いてるとかっていうのがまさに。人を威迫しての「人」というのは、相手方に限らないわけですね。人を威迫して困惑。だから第三者に対して威迫困惑させていても、3項に該当するということなんです。よって、今後は一切の勧誘行為をしないようにという警告と、「この通知にもかかわらず、万一貴社が電話連絡や勧誘行為を継続した場合には、やむなく法的手段をとります」と書いたんですが、じゃあ、「やむなく法的手段をとる」というのは具体的にどういうことなのかということなんですけども、同じく特定商取引法の、22条に主務大臣による指示対象行為というのがあって、「主務大臣は、21条に違反した場合には、その販売業者に対して必要な措置をとるべきことを指示することができる」っていう規定が一つあります。まあ要するにやめろ、とか、そういう勧誘をするなっていう指示をすることがある。
 それから23条、業務停止。「主務大臣は、21条違反の場合は、1年以内の期間を区切り、電話勧誘販売に関する業務の全部または一部を停止するよう命じることができる」という規定もあります。
 で、主務大臣というのは経済産業大臣のことだと思われます。経済産業大臣なんですけれども、さらに条文があって、実際には県知事、都道府県知事がその権限を代わりに行使できる、みたいな規定もあるので、とりあえず、こういうことが、違反行為があったときの苦情の持って行き先としては、本来は経済産業省なんですけれども、権限の委譲を受けている、長野県であれば長野県知事に言ってもいいだろうというふうに思いますが。
 それから70条。特定商取引法の70条では、「21条違反行為があった場合には、2年以下の懲役または300万円以下の罰金」という規定もあるので、まさに、言うことをきかない場合は法的手段をとりますというのはこういうことなんですよね。そういう根拠があってこういう警告をしているということなんです。で、この内容証明を出したら、ピタっと止まりました。違法勧誘がですね。で、ここは何も契約も何もしてないので、ここはそれでいいということですね。
(つづく)

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消費者被害解決事例報告 1


長野県司法書士会 消費者問題専門委員会「最近の消費者被害解決事例の報告」
平成18年11月11日 報告者 小口一成

 諏訪支部の小口です。私の方からは、最近の消費者被害解決事例の報告をさせていただきます。資料はお配りしてあるもののとおりにしたがって進めていきたいと思いますが、11時半くらいまでの時間で話したいと思います。
 最近の事例をちょっと調べてみたら、こんなようなものがあったので、内容証明を出したり、いろいろやって、それなりにこう、形に収めてきているっていう程度の話なんですけれども、果たしてその、これらのやり方が一番よかったかっていうのは、自分でもちょっと自信がありません。ですので、これがベストということじゃなくて、一応まあこういうやり方をした、という程度に考えていただきたいと思います。ですので、鵜呑みにしないで、内容証明なんかもいろいろ出してるんですけれども、例えば似たような事例にみなさんがぶつかったときに、これをまあ、参考にはしていただいていいと思うんですけれども、そのまんま写して出したりすると、思わぬ目にあったりすることもあるかもしれませんので、単なる参考程度にしていただきたいと思います。事例を5つ、ご紹介したいと思うんですれども、時間があまりないので、簡単になってしまうと思いますので、その辺をご了承ください。
 まず、事例1からいきたいと思いますが、一枚目に概要が書いてあるんですけれども、電話勧誘による資格講座商法というやつです。で、これがまあ、ちょっとかなり特殊な事例みたいな感じで、職場にけっこう電話がじゃんじゃんじゃんじゃん来てて、過去に行政書士かなんかの講座を申し込んだことがあって、それが終わっているのにまだ終わってないのなんのかんのとかっていう形で、いろいろまあ来てて、ぐしゃぐしゃになっていたっていうことです。で、違法な勧誘だったので、警告書を送付して、さらに、契約書も何もない、内容がよくわからない、という感じだったので、とりあえずクーリングオフの主張なんかをしながらやっていって、それなりに収まったというか解決したということなんですけれども。
 ちょっと資料のほうを見てください。下のほうに手書きで1から56までふってありますが、そのページ番号と、一枚目の事例の後ろに括弧して資料1から9とかってふってありますけど、それが対応しています。つまり事例1が資料1から9、事例2が資料10から21というような感じで対応しているということです。
 で、事例1、まあ1ページということなんですけれども、すごく汚い字ですみません。私の字なんですけれども、こんな感じで聴きながら整理してったっていうものなんですね。それでもちょっと読んでみると、
「1、過去に電話勧誘に応じて契約を何回かしていた」と。これはもう、支払い済みになっているっていうのがありました。それが行政書士の講座とかそういうものでした。
で、2としてエイチ・ティー・コア・システムとかっていうところと平成15年12月に電話勧誘があって、16年4月頃に契約書を書いて送ったことがあって、内容はよくわからない。総額は24万円、月々2万円ずつ、払っているのか払わなきゃいけないのか、ちょっと忘れてしまいましたが、書類がなかったと。
 3、アセントっていうところ。これもおんなじです、みんな。16年6月、行政書士教材一式。総額40万。これはタイヘイのクレジットの審査が下りなかったので、一括で払ってくださいな、みたいなことを販売店から言われて5万円払っちゃってあったとそんな感じ。
 4でソピアーというところ。16年8月6日。これは、以前の通信講座のまとめが必要なんで、その資料代を請求されて、とかそんな感じ。1万円払っちゃってあると。
 5、日本ビジネス教育株式会社。これも以前の通信講座のまとめとして、何か、契約みたいなことをしているらしいと。
 で、6として、これは振込先は関東信販になっているんだけども、35400円振り込んで、その後、17700円、20000円、23000円というふうに振り込んでいて、括弧の中で、16年2月頃にエル・エー・ジェイから電話勧誘があって、過去の分のまとめとして教材を勧められて契約した。で、関東信販で口座引き落としをしてってもらう、みたいな話しになっているらしいということです。よくわからなかったんですけれどもそんな感じ。
 で、7としてGBA、ゼネラル・ビジネス・アドミニストレーションというところが、16年7月に電話勧誘がありまして、これも過去のまとめをするという話で教材の購入をさせられて、契約書を書いて送った。
 というまあ、こんなようなもの。よくわからないんですよ。
 で、次のページを見てください。その中で、アセントというのがありましたけど、今の番号でいうと3というところなんですけど、アセントのをちょっとピックアップしてきまして、もうちょっと詳しくそこに書いたんですが、「16年6月頃にアセントというところから会社に電話があった」と。で、「同じような説明の後、」同じような説明っていうのは、過去に講座の契約をしてて、それがまだ済んでないのでっていうそういう説明。「書類が送られてきて、記入をして、返送した」と。で、そうしたところがアセントから、「クレジットの審査が通らないので一括払いになります」というふうにいわれたと。で、「一括は無理です」と答えたところ、「じゃあいつまでだったら払えるのか」と聞かれて、「ボーナスでも払いきれない、ボーナスが出るかどうかもわからないので、払えない」といったところ、「とりあえずじゃあ7月末までに5万円だけ振り込んでください」といわれてそのとおりにしたと。で、7月26日に5万円を振り込んだらしいんです。で、8月になって、そのアセントから電話があって、「ボーナスは出ましたか」というようなことを聴かれて、「8月31にこちらから電話します」と伝えたきり、そういう状態になって相談にきたということなんですね。
(つづく)

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