過払い金請求 28
最後、ごめんなさい、余計なことですけれども、先日、クレディアという会社が民事再生の申立てをしました。で、実は明日、本会で、そのクレディアの問題についての110番をやることになっています。急だったので、これは執行部というか、委員会で対応して、電話相談を明日本会で一日受けることになっています。どうしたらいいかっていうことで、非常に悩むと思いますけれども、再生手続きが今後どういうふうに進んでいくかっていうのはちょっとわからない部分があるので、何とも言えないんですけど、ポイントとしては、クレディアと取引がある人で、過払いになっているケース。その場合は、放っておくと、過払金が、再生手続上で、要するに除外されてしまって、請求できなくなってしまうおそれがあります。だから、再生手続きの中で、過払い債権者として裁判所に届出を最低限していく必要があるということです。ですから、何のために明日、110番をやるかっていうと、そういう人(除外されてしまう人)が出ないように、過払いになっている人はちゃんと債権届出がされるように、それから、過払いになってなくても、まだ残債が残るようなケースについても、ちゃんと取引履歴を取り寄せて、利息制限法に基づく計算をちゃんとやった上で、本当に払わなければいけない額についてだけ払うというふうにしないと不公平な扱いになります。ですから、いずれにしても、専門化が適切に関与する必要があるので、明日の110番に限らず、今後、みなさんの事務所にも、クレディアの関係で相談がいくかもしれませんので、今言ったポイントをちょっと頭に入れておいていただいて、適切な対応をしていただく必要があるということを最後に付け加えておきます。
で、クレディアの問題については、一番、いろんな情報が、静岡県司法書士会のホームページに集まっています。ですから、そこをぜひ見てください。ここで私がペラペラしゃべるよりも、非常にまとまっていますので、クレディアの対応について気をつけなければいけないことは、静岡県司法書士会のホームページを見ていただくのが一番いいということです。
私の話は以上ですが、何かご質問とかありましたら、何でも・・・。よろしいですか。じゃあ、また、何かありましたら、本会のホームページなんかもありますので、そこに掲示板があってこういう問題について質問もできるようになっていますので、そういうところもぜひ利用して、情報交換しながらやっていきましょう。じゃあ今日は以上で終わりたいと思います。ごくろうさまでした。
(了)
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