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2016/08/26

裁判→司法書士という選択肢もある

 裁判をしなければいけなくなった、というときに、弁護士に相談しようとする人は多いけれど、司法書士に相談しようという人は非常に少ないように思います。
 こと、裁判手続きに関しては、司法書士は弁護士に比べると仕事の範囲が限定されているため、複雑な問題では弁護士に依頼したほうがよい場合が確かにあります。
 しかし、世の中には弁護士に依頼せずに自力で裁判を行おうとする人がかなり存在しています。このことは最高裁が毎年公表している司法統計上も明らかです。
 しかし、その人たちが、裁判所において適切な主張立証を行ったうえで納得のいく解決を得ているか、となるとどうでしょうか。少なくともこの点に関する統計はありませんが、日頃、いろんな方から相談にのったり、裁判を傍聴している中で感じるのは、かなりの方が、適切な主張立証ができないがために不当な結果に甘んじているのではないか、ということです。
 弁護士に依頼するのではないが、かといってすべて自力で行うのでもない、その中間的なところに位置するのが、司法書士に書類の作成を依頼して行う本人訴訟ということになるわけですが、残念ながら、そういう選択肢があるということ自体が、多くの人々に知られていないわけです。
 弁護士から仕事を奪おうということではさらさらなく、そもそも自力で裁判を行い、かえって不利益をこうむっているかもしれない、そういう人たちに、司法書士という選択肢もあるのだということを訴えていきたい。
 いったいどうすれば、裁判に関わらざるを得なくなった人たちに、私たち司法書士のことを知ってもらえるのか、これが今の私の最大の関心事です。

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