« 三日月 | トップページ | 自己破産 13 »

2016/02/04

過払い金請求 24

 その次のページをちょっと見ていただくと、31ページです。訴訟費用というのは、「訴訟費用は被告の負担とする」という判決では、いくら払ったらいいかわかりませんので、その金額を確定してもらう必要があります。で、そのためにはこういった申立てをしなければいけないんですね。
 重要なのはその右側、32ページです。計算書。こういう計算書を添えて申立てをしなければいけないわけです。ちょっと説明しますと、上のほうから、印紙代9000円、これはいいですよね。それから訴状副本、期日呼出状、判決正本等送達費用4500円、これもたいていは予納した額から戻ってきた額を引けばだいたい出ますので、細かいことを気にしないのであれば、そのようにして差し引いた額をそこへ書いていけばいいと思います。予納額から戻ってきた額を引いた額ですね。
 それから次の300円というもの。第一回口頭弁論期日出頭旅費。これが、一回出頭するごとにかかった旅費です。この場合は、諏訪の裁判所ということになるので、裁判所に聞きましたら、一回あたり300円で計算してくれと言われたので、一回で300円。
 その次の3950円。第一回口頭弁論期日出頭日当。この3950円というのはもう定額ですので、単純に付けられます。だから、一回出頭したのであれば3950円。二回、三回となっていけばその分加算されていきます。だから、この日当は、ばかにならないわけです。一回4000円ぐらい。これをちゃんと回収するというのはかなりのメリットがあります。この場合はたまたま一回で済んでいるからこれだけにしかなってないんですけれども、5回とか6回とか期日を重ねていって判決になったケースもありますので、そうすると訴訟費用というのはかなりの額になります。
 それからその後の1500円というのは、いわゆる訴状の作成費用および提出費用というもので、今までは書記料という名前で呼ばれていて、一枚いくらという計算だったんですね。それが、最近法改正がされて、そういう煩雑な計算じゃなくて、訴訟事件「一件について、提出した書面何通までの場合は1000円」とかね、そういうふうになっています。ですからその辺は、「民事訴訟費用等に関する法律」というのに書かれていますので、またご覧ください。だいたい1000円とか1500円ぐらいになります。
 それからその次の1160円というのは、資格証明代1000円と、当時郵送で、今のようにインターネットで取れるとかいうんじゃなくて、郵送で取り寄せたりもしてましたので、往復の郵送料160円を付けて、1160円。で、この郵送料160円というのは訴訟法上認められています。ですから遠慮なく請求していいと思います。
 それから最後の80円と、1040円というのは、これはあまり深く考えずにこのまま入れていただいていいと思います。訴訟費用額確定処分の申立てについての催告書の送付料。これは普通郵便で、裁判所から相手に催告書を送りますので、80円。それから1040円というのは、この決定が相手に送達されますので、その1040円。これらが、訴訟費用として認められているということです。
 ですから、だいたい最低でもこのぐらい、2万ちょっとぐらいになりますので、面倒だと言ってしまえばそれまでですが、できればこういう形で、訴訟費用もきっちり計算する。
 で、そういうふうにして出しますと、33ページにありますように、実際に訴訟費用額の確定処分というのが裁判所でなされまして、こういうものが当事者のところへ送られるわけですね。
 そうするとですね、これが行くと、もう最初のときに、30ページで、「訴訟費用については決定書が送付されますので、その金額をお支払いください」ってもう言ってますので、黙ってても振り込まれてきます、この21530円が。たいてい私の場合はそうです。で、もし振り込まれてこなかったら、請求すればいいと。請求して、いつまでに払ってこなければ強制執行しますよと言えば必ず払ってきます。訴訟費用というのはそういうことです。
(つづく)

|

« 三日月 | トップページ | 自己破産 13 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 過払い金請求 24:

« 三日月 | トップページ | 自己破産 13 »