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2016/02/12

自己破産 18

 ちょっと戻りまして、資料の2枚目のほうへ戻ります。「手続きの流れ」というところです。必要書類の説明と申立書の下書きを指示して、次回の面談日時を決めておく、というところまで今話しました。
 次に、3回目の面談になるわけですが、3月10日。まあだいたい一ヶ月ぐらいですかね。書類を全部ひととおりそろえてもらって、申立書を書いてきてもらうというのに、だいたい一ヶ月ぐらいを私は見ています。もちろん、急いで申立をしなければいけないような状況にある場合は、そんなにのんびりもしていられないので、すぐにそろえてきてくださいと言って、一週間後とか、極端なケースでは3日後、4日後ぐらいに来てもらうような場合もありますが、そんなに急いで申し立てなければいけないケースというのは、そんなにないので、余裕をみて、一ヶ月ぐらい見て決めればいいだろうと思います。
 その3回目の面談で何をやるかというと、本人が集めてきてくれた書類をひととおりチェックして、漏れがないか、落ちがないかということと、それから、書いてきてもらった申立書の下書きを見ながら、聴き取りをするわけですね。内容を聴き取る作業をするわけです。で、聴き取った内容をもとに、申立書を作るんですね、私たちが。ですから、その聴き取り作業というのは、一番時間がかかるものでして、通常は私の場合は、2時間から3時間ぐらいは見るようにしています。もちろん、依頼者が、ちゃんと申立書の下書きを書いてきてくれて、書類もちゃんとそろっていれば、そんなにかからずに、1時間ぐらいで済む場合もありますが、そういうケースはまれですので、2時間から3時間ぐらいはいちおう見ておいたほうがいいだろうと思います。
 これは、それこそ、書いてきてもらった下書きを見ながら、膝を突き合わせて、見ながらいろいろわからない部分は尋ねて、いろいろ補いながらやっていくわけですね。それがどうしたって1時間、2時間というふうにかかってしまいます。そこが一番肉体的にちょっときついですね。私もちょっと体調が悪かったりすると、その作業をしている間で意識が朦朧としてきたりする場合があって、「もうしわけないですけど、ちょっと続きは次回にさせてください」と言って、2回に分けてやったりする場合もあります。
 それが、聴き取りという部分ですね。それで、その日は聴き取りが済んだら、「じゃあ今日はここで終わりましょう」と言って、「あとはこちらで申立書を作って、裁判所に提出しておきますね」と言って、帰ってもらうわけですね。
 その後のことは、また追って説明するわけですけど、だいたいその段階で、本人、依頼者の不安をできるだけ取り去ってあげる意味で、「概ね、破産の手続きというのは、この後、こういうふうにして進んでいって、だいたい通常でいくと、このぐらいで、手続きは終わるんだよ」みたいな話しはしてあげるようにしています。そうすると、安心しますのでね、本人が。「いったいどのぐらいかかるんだろう、一年も二年もかかるんだろうか」って思ってる人もいるので、「だいたい通常は、スムーズにいけば、このぐらいで終わるケースがほとんどですよ」と。「そのかわりちゃんと連絡を取れるようにして、ちゃんと裁判所の指示や言いつけは守って、やってく必要があるんですよ。だから、連絡はちゃんと取れるようにしておいてくださいね」これはちゃんと言っておきます。
(つづく)

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