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2016/02/03

自己破産 12

 それから、その次の「退職金の見込み額を証する書類」というものがあります。これは、なぜこんなものが必要かというと、後で説明しますが、今、仮に、自分の都合で退職した場合に、退職金がいくらもらえるかというのを確認する必要があって、その金額の、8分の1程度が、その人の財産とみなされます。ですから、例えば80万円が見込みだとすれば、8分の1ですから、10万円の財産がある、というふうに見るわけですね。ですから、いちおう退職金の見込み額を証する書類というのを裁判所に出さなくてはいけない。これは、一番いいのは、勤務先の会社にお願いして、簡単なものでいいですから、書いてもらう。「現時点において、自己都合で退職した場合に、支払われる退職金の見込み額は、いくらいくらです」と。その程度でいいんですね。特に決まりはないので、わかればいいです。で、そういうものを書いてもらえないという場合は、例えば、就業規則みたいなものの中に、退職金規程というのが、たいていの会社であれば存在していると思いますので、そういう退職金規程というものを、コピーか何かしてもらって、そこに計算式があるはずですので、「基本給×勤続年数×いくつ」とかっていう計算式があるので、それにちゃんと数字を当てはめて、計算した結果、いくらになる、というところまで、ちゃんと計算して出してきてもらえば、それでもいいとされています。ですから、一番いいのは、勤務先の経理の担当の方にでもお願いして、いくらですって書いてもらう。それが不可能であれば、退職金規程の写しと、計算した結果はこうです、というふうに、本人に書いてきてもらう、ということですね。客観的に明らかになっていればそれでいいということになります。ですからよく説明してあげる必要がありますね。「退職金の見込み額を証する書類をもらってきてくださいね」だけではわからないので、よーく説明してあげる必要があると思います。
 それから、「積み立ての残高がわかる書類」。これは、よくあるのは社内預金みたいな感じで、給料から毎月天引きで預金してるような場合は、その預金が、今現在いくら積み立てられているかっていうのを明らかにしてきてもらうっていうことですね。で、そうじゃなくて、社内預金じゃなくて、例えば、毎月定期積立てをしてるとか、そういう場合は、今いくら積み立てされてますというのがわかる書類を持ってきてもらうということですね。
 それから、アパートの契約書。これは、アパートに暮らしている人の場合の話しです。アパートに住んでる人の場合は、アパートを借りるときの契約書の写しを出さなければいけないとされているので、これが必要ということです。ですからアパートに住んでない人はこれは要らないということですね。
(つづく)

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