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2015/08/10

債務整理入門 8


 それから、次の6番目の、「初回の面談で行うこと」というところに行きますが、まあ今日は、初回の面談で何をしなければいけないかというところまで話そうと思っていたんですね。ですからこれが実質最後の話しということになりますが。
 初回、初めてその人が、じゃあ例えば私なら私の事務所にやってきたと、そこをちょっとイメージしてみてください。そこで何をしなければいけないのか、ということなんです。私の事務所に来るまでには、いろんなルートがあったんでしょう、おそらく。例えば電話帳で見たという人もいるかもしれませんし、司法書士会の電話相談から紹介されてきたという人もいるかもしれません。それはまちまちですので、それはともかくとして、最終的に、いろいろあったとしても、私の事務所に「来てくれた」わけです。そこで何をするかという話しなんですが。
 まず、「心構え」ということです。で、これは別に聞き流していただいてもいいんですが、私が思っていることなんですが、心構え。これはつい、私も忘れちゃいがちなんですけれども、私の事務所に「来てくれた」わけです。例えばその人は弁護士のところに行って断られたのかもしれないし、いろんなことを経験しているかもしれません。とにかく事務所へ来てくれたわけですね。少なくとも、その人は借金で首が回らなくなっていて、助けをも求めてたどり着いたわけです。そうすると、その人に対するやっぱり話しの仕方っていうのは、あると思うんですね。それは、私がこうすべきとか、そういう問題じゃなくて、そういうことで、やっと私の事務所に来てくれたんだというスタンスをぜひ持つべきだということですね。
 で、これはちょっと話しがそれますが、たまたま昨日、私はちょっとまた初心に帰ったんですけれども、まあ、ここだから話しちゃいますけれども、私には兄弟がいまして、精神病なんですね。長年患っていまして、いろいろ家族で、自立のための支援ということを考えていたんですけれども、ちょっと行き詰ってきちゃっていた部分があって、昨日たまたま松本市にある、障害者自立支援センターというところに、縁があって相談に行ったんですね、自分の兄弟のことで。そしたら、私はそんなところに行くのは初めてで、緊張してるわけです。しかも内容が内容だけに。緊張して、正直ちょっと嫌だな、行くのやめようかなとか思いながら、でも、せっかく橋渡ししてくれた人もいたので、行ったんですね、一人で。そしたら非常に暖かく迎えていただいて、非常にリラックスして話しをすることができました。で、昨日話しをして、何か結論が出たとかっていうことじゃないんですけれども。今までは家族の中だけで、すべて解決しようとしていて。できれば人に話したくないことなんですよね。だけど、それがそうじゃなくて、家族の垣根を越えて、第三者に相談ができたということ。それから、非常に親切に話しを聴いていただいて、今後も、本人も交えて、相談してくださいねと。力になれることがあったら相談にのりますよと、励ましていただいた。で、すごく気持ちが晴れまして、ちょっと明かりが見えてきたような部分があるんですね。家族だけじゃ、どうにもならなかったということ。その雰囲気。その相談にのっていただいた人たちの雰囲気もありました。
 それからもう一つ、具体的なことを言うと、お金。私はこういうことは全然素人でわからなかったので、親切に相談にのっていただいて、これからもどんどん来てくださいと言われたときに、こういうところの相談料とか、今日の費用とかはどうしたらいいですかと訊いたら、「私たちは、松本市からの要請でというか、派遣でやっていることで、こういう費用も市のほうからいただいていますよ」と。「だから心配していただかなくていいんですよ」ということを言われたんですよ。
 そうすると、ちょっと違うかもしれませんが、少なくとも借金の問題で、相談に来た人に対する、相談にのる姿勢。それと、先ほど言いました、お金の問題。相談料とかですね。それをすごく心配しています。もともと借金で困っているわけですから、お金がかかるんじゃないか、相談料がかかるんじゃないか、うんと心配しています。ですからそこの心配を、とっぱらってあげる。ですからそのために、法律扶助制度というのも、大いに使って、「こういうものがありますよ。どうしてもというのであれば、こういう国の制度があるんですよ」と言ってやると、ずいぶんその人は、安心すると思うんですよね。だから、そういう意味もあって、心構えっていうような部分と、具体的なことはもう言いません。私もついつい忘れちゃうんですよ。私もついつい忙しくて、いらいらすると、偉そうになるんですよ。で、「聴かれたことだけに答えればいいんです」みたいなことを言っちゃったりするんですけれども、それはやっぱりタブーだということで。その人の身になって、親身に耳を傾けてあげる、そういう聴き方。これが難しいんですけれどね、必要だということです。
(つづく)

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