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2015/07/17

債務整理入門 1

この記事は、本ブログの管理人である長野県松本市の司法書士小口一成が、司法書士会の研修会で行った債務整理の総論に関する講演の内容をそのまま再現したものです。平成19年当時の実務を前提としているため、現在とは若干取り扱いが異なる部分があることをご理解ください。

管理人の事務所は、講演を行った平成19年当時は長野県岡谷市にありましたが、現在は長野県松本市の裁判所の隣りに移転しております。
管理人の事務所は、長野地方裁判所松本支部および諏訪支部管内の市町村(松本市、塩尻市、安曇野市、麻績村、生坂村、山形村、朝日村、筑北村、上松町、南木曽町、木祖村、王滝村、大桑村、木曽町、大町市、池田町、松川村、白馬村、小谷村、諏訪市、茅野市、下諏訪町、富士見町、原村、岡谷市)にお住いの方々からのご相談・ご依頼を積極的にお受けいたします。
その他の地域にお住いの方々からのご相談・ご依頼にもできる限り対応いたしますが、みなさまの便宜のためにも、お近くの司法書士事務所へのご相談・ご依頼をお勧めいたします。

管理人の事務所への債務整理のご相談・ご依頼は、下記ホームページからお願いいたします。
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長野県松本市 小口一成司法書士事務所

講演録「司法書士のための債務整理入門」

    平成1984日 in諏訪市公民館

 小口です。お疲れのところすみませんが、12時までということですので、ちょっとだけお話しさせていただきたいと思います。

 債務整理の研修会って、今までも何回かやってますし、私も、この支部研修でお話しさせていただいたことも何回かあるんですけれども、また今回お話しさせていただくことになりましたのは、私からお願いして、上原先生にお願いして、時間をとってくださいっていうことで、時間をとっていただきました。当初は、支部研修でっていうことではなくて、希望者のみ集めて、セミナーっていうような形で、4回になるか5回になるかわかりませんけれども、そういう形でやりたいっていうふうにお話ししたんですけれども、最初ぐらいは支部研修で、みなさんのいるところでやりましょうということになって、今日、こういうふうに時間をとっていただいたっていうことです。まあ、あんまり時間がないので、前置きは省略しちゃいますが、さっそく入っていきますけれども、「なぜ、取り組むのか」っていうところです。

 今日の話しはですね、今日一時間で全部話しきれるわけではとてもないので、ほんとの総論の部分です。で、各論、具体的に任意整理をどうやるか、とか、破産や個人再生をどうやるかっていう話しは次回以降にしたいと思っています。で、次回以降は希望者のみっていう形でやっていきたいと思っていますので、ぜひみなさん、参加していただきたいと思います。

 今日はほんとの総論で、いってみれば心構えみたいなものと、あと、第一講(注:オンライン申請の研修)でもありましたけれども、事前準備といいますか、まあ最低限、予備知識、事前知識として持っていなければいけないことをちょっとお話ししたいと思っています。

 で、その「なぜ、取り組むのか」っていうところなんですけれども、これは、私がここでえらそうに言うことではとてもなくて、まあ簡単にいえば司法書士だから、当然やるべきだって、私はもう前っから思っています。

 開業して今年13年目ぐらいになるんですけれども、だいたい3年目ぐらいからこの仕事をやりだして、10年ぐらいやっています。で、それなりに、いろいろノウハウだとか、学んできたこととか、感じていることとか、あるんですけれども、今となっては、当然これは司法書士だったらやるべきだというだけのことです。ですから、そこに例えば借りたほうが悪いとか、貸したほうが悪いとか、そんなことはもう僕は言うつもりはありません。そんな議論はもうしたくないので。日々、みなさんの事務所に、たぶん多重債務者の方が相談に行ってると思うんですよね。それを、逃がしちゃうか、変な言い方ですけど、自分のところで受けて、やるかだけの問題です。もう、そもそもやる気のない人は、やらなくてもいいとおもいます、言い方は悪いですけれども。ただ、やっぱり、やっていただきたい。私も、泣き言を言うつもりはないですけれども、やりきれなくって、パニックになるときもあります。で、そういうときについ、相談者に辛くあたっちゃったりして、あとで反省したりすることもあるんですけれども。

 これは、司法書士であれば、そんなに難しい仕事じゃなくて、これからお話ししますけれども、当然できます。そんなに高度な能力とか、そういうものが要求される仕事じゃないので。で、何が要求されるかっていうと、やっぱりちょっと忍耐とか、粘り強くやるとか、そういう部分は確かに必要なんですけれども、難しい法律とか、そういうことでいえば、はるかに登記業務のほうが難しいと思います。難しい法律とか知らないとできない。で、この多重債務っていうのは、レジュメの2のところの関係法令とありますけれども、最低限このぐらい押さえとけばいいっていうのが確かにありますけれども、それ以外のことは、やっていきながら、実際の事件をこなしながら、勉強していくということでいいと思うんですよ。最初からこれだけ法律を身に付けとかなきゃいけないというのは、ほんとに最低限のことでいいと思うので、あとはやりながら押さえていくということですね。

 で、もう一つ言いたいのは、なぜ取り組むのかっていう部分でいくと、まあこの分野に限らないんですけれども、今、多士業から、規制緩和でもって、職務領域が侵食されてきているっていうこともあって、商業登記とかもそうですよね。この多重債務事件も、現在の法律では弁護士と司法書士しかやることを許されてなくて、独占を認めてもらっているわけですよね。だけど、他の資格者で、実際にその、まあ、やっている人もいるように聞いています。で、それがいけないとかって言う資格は、実際にやっている人は言えるかもしれませんけれども、実際やらないでおいて、他の資格者がやることはけしからんというのは、ちょっと虫がいいと思います。じゃあ、もう誰でもやっていいって話しになっちゃったら、それこそ司法書士制度なんて崩壊しちゃいますので、そういうこともあって、もう当然やるべきだというふうに思って、そこはもうクリアーして、その先の話しをしたいというふうに思うわけです。ほんとはもっといっぱい言いたいことがあるんですけれども、「はじめに」っていうところはそのぐらいにしまして、2の、「債務整理の関係法令」というところにいきたいと思います。

(つづく)

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