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2014/08/20

次々販売 3


1 事務所での相談~まずは事案の概要を掴む~

 「まずは事案の概要を掴む」とありますが、これは私が事務所で相談を偶然受けたんですが、一人暮らしの女性の方で、70歳代の、岡谷市にお住まいの方なんですが、民生委員さんが付き添われて、事務所に相談に来ました。最初、市役所の消費生活相談の窓口に行かれたらしくて、そこに行ったら、クレサラの相談窓口があるよというようなことを言われて、紹介されて私のところに来たような形だったと思います。ですので、とらえられ方としては、多重債務の問題というふうに、たぶんとらえて、私のところに来られたんだと思うんですね。だから、イメージとしては、これだけの高額な負債を負わされているんだから、これは自己破産するしかないだろう、というような程度のとらえられ方で、ひょっとしたら私のところへ来たのかもしれないと、今、思います。
 ところが、よく話しを聞いてみたら、ほんとにこれはひどい、というふうに思ってきたわけです。
 で、資料の、上のほうに、手書きで1、2…というふうに番号をふってありますので、この番号で説明していきます。このレジュメのほうにも資料1~3とかっていう番号がふられているのは、そういう意味です。
 まず、資料1は何かといいますと、これは、最初に、たぶん民生委員さんが書かれたのだったと思いますが、民生委員さんが、私のところに来る前に、事情を整理して、ある程度聴いて、こういう形で紙に書かれて見えたんですね。メモを持って。で、ただ、私これを見ながら話しを聴いたんですが、さっぱりわかりませんでした(笑)。どういうことになっているのか。
 で、その右側の資料2というのが、これは私の字なんですが、これはその場で、私がいちおう質問しながら、ひとつひとつ、どういう契約が実際されているかを、書き出していったものです。平成14年2月○日、ベッドを購入…とかっていうふうに。ただですね、その場で、クレジット契約書など、たくさんいろんな現物を持って見えたんですけれども、本人も、記憶がもうあいまいで、いつ、どういう契約をしたかなんていうことは、よくわかってないような感じで。その場で2時間くらいかけて、お話を聴きましたけれども、ちょっと整理することはできませんでした、とても。で、「とりあえずこれは、短期間のうちに非常にたくさんのクレジットを組まされているな」、ということぐらいはわかりました。で、これはちょっとひどいんじゃないかということで、何ができるかわかりませんけれども、ちょっと時間をくださいみたいな形にして帰っていただいたと思います。当時、もう一年以上も前の話しですけれども。
 それでですね、次のページを見ていただけますか。資料3というところで、そこに、ちょっと汚い字なんですけれども、1.クーリングオフ、2.消費者契約法による取消し、3.損害賠償請求、とかっていうふうに書いてあるんですけど、これは単なる私のメモでして、資料につけるほどのものじゃないんですが、ぼんやりと、これ、どうしたらいいのかな、というふうに考えて、まず、クーリングオフができりゃ一番いいなあっていうぐらい。で、クーリングオフの期間が過ぎちゃってるものについては、消費者契約法というのを使って取消しができないかなっていう、そんなようなこと。で、そんなようなことが、取消しとか、そういうものができないにしても、これはかなり悪質なものですから、業者に対して不法行為というような形で損害賠償請求か何かできないかなっていう。そんなようなことをまあ、ちょっと書き出した程度なわけです。この時点では、そんな程度だったんです。「事案の概要を掴む」というのはそんなぐらいなんです。
(つづく)

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