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2008/09/08

ヤミ金融撃退マニュアル 4

2 相談者への説明

 相談者に対しては、「以上の理由により、相手がヤミ金融であれば、今後は元金も含めて一切の支払い義務は無いのだ」ということを、時間をかけて、じっくりと説明します。
 たとえ相談者が、ヤミ金融からお金を借りて、まだ1円も返済していないとしても、やはり返済義務が無いのだということを、しっかりと説明します。
 たとえ相談者が、「そうは言われても元金ぐらいは・・・」などとつぶやいたとしても、法律家である我々は、あくまでも毅然とした対応を貫くべきです(注:司法書士向けに作成した文章が元になっているため、「法律家である我々は」という表現が使われていますが、法律家であろうとなかろうと、このように毅然とした対応を貫くべきであることに何ら変わりはありません)。
 必要に応じて、最高裁平成20年6月10日判決の内容を示すなどして、それこそ噛んで含めるように説明します。
 ここで何より重要なのは、相談者自身に、①自分はヤミ金融という犯罪の被害者であるということ、それゆえに、②ヤミ金融業者=犯罪者に対しては一切の支払いをしてはならないこと、③借りたお金は返さなければならないなどという論理で犯罪者に金品を提供することは、将来の犯罪に手を貸すことにもつながるのだということを、心の底から理解させることなのです。

(つづく)

長野県 松本市 小口一成司法書士事務所ホームページへ

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